promenade

今朝投稿した<La porte des rêves>が開催されていたPropriété Caillebotteは植物園も有していたので、絵画を見たあとはぼけーっとそこを散歩した

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ぼーっと散歩をしていると、ふと、わたしはなんて遠いところまで来てしまったんだろう、と思うことがある


わたしの地元は電車が1時間に1本(それも4両編成)しかないようなド田舎で、海外どころか東京がひどく遠いところという認識だった


わたしが東京の大学を選んだ理由は「とにかくこの田舎から脱出したいから」で、指定校大学のリストから適当に進学先を決めた


学部に至っては心理学を専攻したかったが数学Bがとにかく苦手なので、フランス文学を選択。もちろんフランス文学を読んだことなどなかった


そんな人間が今やフランスに留学していて「フランス文学大好き!ルソー大好き!」となっているのだから、人生不思議なものだ


そんな人生でも散歩をしながら考えていると、自分にとって最適なものだなと思えてくる


他人にいろいろと嫌味や悪口をたくさん言われたこともあったけど、それも含め、よい人生だ、そして「自分の人生」を歩んでいるのだ、すとんと納得できるのだ


こんなのらりくらりとした生き方をみてイラっとしている友人もきっといるだろうけど、これからも最適な決断を下せるように、ゆるゆるっと余裕のある生き方をしていきたい